今回は、連立方程式を解く上での基本的な考え方を解説します!
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連立方程式の基本的な考え方:文字を減らす
連立方程式には、文字が2つと、式が2つありますが、この状態のままではどうにもなりません。
そこで、2つの式を足したり引いたり、あるいは代入を使ったりして、まずは文字を1つ減らしてやります。
文字が1つの式ができれば、中1でならった方程式の知識で簡単に文字の値を求めることができるからです。
これこそが、連立方程式の考え方の超基本です!

文字を消す手段としては、主に2つの手段があります。
1つめは、与えられた式どうしを足したり引いたりして文字を消す「加減法」。
2つめは、代入を利用する「代入法」です。
方法1:加減法
文字を消す手段1つめは、加減法です。
これは、与えられた2つの式どうしを足したり引いたりすることによって、文字を消す方法です。
具体的には、与えられた2つの式の係数を比較し、どちらか一方の文字の係数をそろえて足す(あるいは引く)ことで一方の文字を消していきます。

加減法について、詳しくはこちら↓で解説しています!
方法2:代入法
もう1つ、文字を消す手段として代入法があります。
これは、2つの式のうち一方を式変形して、もう一方の式に代入することで文字を消す手法です。

代入法について、詳しくはこちら↓で解説しています!
まとめ
この単元のまとめ
- 連立方程式の基本的な考え方は、「文字を減らす」!
- 文字を減らす方法には、加減法と代入法がある!