agree =「賛成する」と覚えていませんか?
でも、agree の意味はそれだけではありません。
他にも「一致する」「(性格・気候)が合う」などと訳されることもあります。
agree のイメージをつかめば、agree の使い方がもっと広がるでしょう!
agree = 「ピッタリ合う」イメージ
まず、agree の大きなイメージをつかみましょう。
agree のイメージは、「ピッタリ合う」。
さて、ここで問題なのが、”何に合うか?”ということ。
当てはまるものによって、日本語訳が変わってきます。
- Aさんの意見とBさんの意見が”ピッタリ合う”なら…「賛成する」
- モノとモノが”ピッタリ合う”なら…「一致する」
- 好みに”ピッタリ合う”なら…「(性格や気象・味などが)合う」
といった感じで、”何に合うか”によって様々な日本語に訳すことができます。
意見がぴったり合う⇒「賛成する」
まず、意見が”ぴったり合う”とき。
I agree with you.
私はあなたに賛成です。
これは一番使い慣れた agree の用法だと思います。
モノがぴったり合う⇒「一致する」
つぎに、モノとモノがぴったり合うとき。
The results agree with the simulation.
結果はシミュレーションと一致する。
結果とシミュレーションがぴったり合う=一致する、と訳すと自然ですね。
好みがぴったり合う⇒「合う」
最後に、好みがぴったり合うとき。
Salty food don’t agree with me.
塩辛い食べ物は苦手です(私に合いません)。
あるものが、その人の体質や好みに合うときも、agreeを使います。
ただし、この用法では、否定文で使われることが多いようです。
don’t agree とすることで、「合わない」=「苦手」を表現することができます。