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【生物基礎】「細胞説」教科書解説!

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今回は、「細胞説」についてのお話しです。

「細胞説」とは

細胞説とは、「生物の基本単位は細胞である」という考え方です。

基本単位“って、どういうこと?

いまいち分かりづらい表現だけど…

「単位」の言葉の意味は、「一定の組織を構成している要素」のことです。(※デジタル大辞泉)

つまり、細胞説は、どんな生物のどの部分を拡大してみても、細胞があつまってできている!といことを言っています。


どんな生物も、細胞が集まってできている。=生物の基本単位は細胞である。

「細胞説」の提唱者 シュライデンとシュワン

この細胞説は、シュライデンシュワンという2人の人物によって提唱され、広まりました。

この2人は、ともにドイツ出身の学者で、お互いに交流があったとされています。

シュライデン

シュライデンは、ドイツの植物学者です。

彼は1838年、「植物のからだの基本単位は細胞である」と主張しました。

ただし、シュライデンはあくまでも植物についてのみ言及していて、動物については言及しませんでした。

シュワン

シュワンは、ドイツの動物学者でした。

彼はシュライデンと交流があり、シュライデンの植物についての細胞説の話しを聞き、動物のからだも細胞が基本単位であると考えました。

シュライデンとシュワンの間では、植物も動物も、生物はみな細胞から成り立っているという共通の認識を持っていたようです。

まとめ

今回のキーワードまとめです。

この単元でのポイントは、
・「細胞説」とは何か、説明出来るようになること
・シュライデンとシュワンの主張を説明出来るようになること
です!

細胞説
「生物の基本単位は細胞である」という考え方

シュライデン
植物について、細胞説を提唱

シュワン
動物についても、細胞説が成り立つことを主張

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