高校生物

【生物基礎】「光合成」教科書解説!

光合成 高校生物

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今回は、光合成についてのおはなしです!

光合成とは

植物は、葉で光をうけとることで栄養を作り出しています。
より厳密にいうと、光エネルギーを利用して、有機物を合成しているのです。

このはたらきを、光合成といいます。

光合成

葉緑体における光合成のようす

植物の光合成は、葉の細胞の中の葉緑体で行われます。
葉緑体は、真核細胞の中でも植物細胞のみに存在します。

葉緑体

ここからは、葉緑体でどのようにして有機物が合成されているかを見ていきましょう!

有機物を合成する反応は、同化です。つまり、エネルギーが必要になります。

しかし、有機物を合成する際のエネルギーとして、光エネルギーをそのまま使うことはできません。代わりに、いったんATPにエネルギーを蓄えるのです。

葉緑体が光エネルギーを受け取ると、このエネルギーを利用してADPとリン酸からATPが合成されます。(この反応で、水が消費され、酸素がつくられます。)

合成されたATPはまたADPに分解されるのですが、このとき、高エネルギーリン酸結合が切れてエネルギーが放出されます。

そして、このATP分解のエネルギーを利用して、有機物が合成されるのです。(有機物の材料として、二酸化炭素が吸収されます。)

光合成のようす

光合成の反応の全体像をまとめると、次のようになります。

光合成の反応

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